〜理念・指針〜

なぜモッシュ美術はデパートを中心に展開しているのか。

昔に比べて、不景気により日本の画廊の中心的な存在であった銀座等のギャラリーの顧客が減少しています。それに伴い、半分以上の画廊が閉鎖に追い込まれました。
そのような画廊で個展展開しても、新たな顧客の増加が見込まれない時代になっています。

それに対し、百貨店での個展は、顧客の減少に悩む画廊と異なり、アプローチの仕方や、画廊以外の目的で来客するお客様がいるので、気軽に「ギャラリー少し覗いてみようか」と思うお客様も少なくありません。
それが新たなお客様を増やしていく機会につながっています。

また、すぐに販売に至らなくても、作品を見てくれる、作家を覚えてくれる。それだけで宣伝となり、お客様の手に届く可能性が広がるのです。

新人作家へ

駅前や大通りや公園で若い人たちが絵を売っているのを見かけます。
「私は○○芸大を出ました。」というだけでは、なかなか契約できない業界です。
さらに契約だけではなく、発表の場も少なくなりました。
ギャラリーを借りるのも経済的に大変です。
美大卒業は一つの肩書きですが、 うまくいっても、他の仕事と掛け持ち、カルチャーセンターの講師、絵画教室、学校の先生などで生計を立てている作家がほとんどです。

このような業界で、「絵を描くことで生きていきたい」と思っている新人作家に、活躍の場を与えていきたい。
当社は、小さな会社ではありますが、その分契約ビジネスでやっている大きな会社では出来ない環境を提示していきたい。そう思っています。

代表取締役 小野展嗣

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